阪神・ドラ1森下 右翼守った 初のシートノックで強肩披露 紅白戦は2の0も収穫
「阪神紅白戦、白組3-6紅組」(12日、宜野座村野球場)
右足肉離れから復帰を目指す阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が、プロ入り後初のシート打撃に参加した。紅白戦にも出場し、2打数無安打ながらも力強いスイングを披露。1軍昇格へ向けて順調に完全復活へと向かっている。
久々の感覚だった。紅白戦前のシートノック。スパイクを履き、右翼のポジションに就くと、三塁送球、バックホームなどノーミスでこなし、強肩も披露した。「特に問題なくできた。継続してやっていきたい」と充実の表情を浮かべた。
紅白戦には、六回から白組の「3番・DH」で出場。投ゴロ、空振り三振と無安打に終わったが、収穫は十分だ。「打てなかったんですけど、これが普通なのかと思っている。ピッチャーを見られたというのは、今後のバッティングにもつながるかなと思います」と冷静に振り返った。
貴重な1軍選手との交流機会。佐藤輝とベンチ内でコミュニケーションを取った。「どんな感じで打ってんの?とか。期待して見ています」と先輩も森下の打撃に熱い視線を注いでいる。
順調なら14日からの第4クール中にも1軍に昇格することが濃厚。「いち早く1軍に行ってその空気に、チームになじめたらと思う」と森下。開幕1軍へ向けて着実に前へと進んでいく。
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