阪神紅白戦 ドラ1森下は2打数無安打1三振 原口、糸原、大山ら存在感

 6回、投ゴロに打ち取られる代打・森下。左は大竹(撮影・立川洋一郎)
 2回、同点ソロを放った原口(94)を見る森下(中央)=撮影・北村雅宏
 ベンチ前で素振りをする森下(撮影・中田匡峻)
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 「阪神紅白戦、白組3-6紅組」(12日、宜野座村野球場)

 今キャンプ2度目の紅白戦は原口文仁内野手(30)が、同点本塁打を放つなど「紅組」が勝利した。

 先制したのは「白組」だった。先頭の近本が右前打で出塁すると、すぐさま二盗を決めて好機拡大。2死二塁から4番・大山が左前適時打を放ち、先制点を奪った。

 「紅組」は、1点を追う直後の二回。1死走者なしで5番・原口が才木の初球、154キロ直球を完璧に捉えた。打球は左翼スタンド奥深くへ飛び込む同点ソロ弾。猛アピールとなる一発で試合を振り出しに戻した。

 持ち味の勝負強さを発揮し、勝利に貢献したのが「2番・三塁」で出場した糸原だ。同点の六回、無死満塁の好機で一塁線を破る2点適時打。佐藤輝と三塁の定位置を争う中、打で存在感を示した。

 「白組」も反撃を見せた。3点ビハインドの八回。1死二塁から代打・栄枝が、左腕・鈴木から左中間を破る適時三塁打を放ち、2点差に。1死一、三塁の好機では、WBC日本代表に選出されている中野が左前適時打を放ち、1点差に詰め寄った。

 注目のドラフト1位・森下(中大)は「白組」の代打で途中出場し、2打数無安打1三振に終わった。

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