阪神・渡辺雄“Jの金言”胸に刻む ジェフ氏を質問攻め「配球面でアドバイス」

 「阪神2軍春季キャンプ」(10日、具志川)

 11日の紅白戦に登板予定の阪神・渡辺雄大投手(31)が10日、具志川キャンプを訪れたジェフ・ウィリアムス駐米スカウト(50)を質問攻めにした。来訪を知って予定を変更し、自ら「見てもらいたい」と志願して急きょブルペン入り。スライダー、ツーシームを交えて20球投げた直後に30分間、ウィリアムス駐米スカウトの“講義”を受けた。

 現役時代、自身と同じサイドスロー左腕だったレジェンドに求めたのは、「苦手としてるコース、ボールの修正方法」に関する助言。ウィリアムス駐米スカウトからは「自分も精度高くは難しかった」と経験を伝えられた上で、「現状あるボールでどういう攻め方をしたら苦手なコースも使っていけるか、配球の面でアドバイスをいただいた」という。

 野球少年の頃には「JFK」の「J」にせん望のまなざしを向けていただけに、「中継ぎもカッコイイ仕事と思ったきっかけの人」と最敬礼。代名詞だったスライダーは、「お世辞半分だと思いますが、『自分より全然いい』とほめていただいた」と照れ笑いを浮かべた。

 紅白戦では1イニング登板予定。「課題に挑戦しながら、結果を残せたら」と、“Jの金言”を胸に刻んでマウンドに立つ。

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