阪神・岡田監督 負傷者情報は可能な限り開示へ「隠す必要ない」
阪神・岡田彰布監督(65)が30日、負傷者情報を可能な限り開示していく考えを示した。
球団は新人合同自主トレで別メニュー調整が続くドラフト1位・森下について「右足のコンディション不良」としていたが、岡田監督は17日に「肉離れ」と明かした。「そんなん隠しとっても分かるがな。別メニューでやってるのに。隠す必要ない」と“岡田の考え”を明かした。
負傷者の詳細を伏せるのは他球団に対する情報戦の意味合いも含むが、心配するファンの声が多いのも事実。情報公開に踏み切ることで周囲の臆測を防ぎ、選手も治療に専念できる利点がある。隠すべきは軽度な負傷と持論を展開した。試合に出場可能なら「相手に分からん方がええからな」。敵に弱みを見せる必要はないと説いた。
キャンプでは非公開による“岡田のカーテン”でサインプレーなどを磨く可能性もあるが、“岡田流”の情報管理で最大限の透明性は確保していく。