侍ジャパン入り阪神・中野 決意の背番号「7」 佐藤輝からメッセージに「輝の分まで」
3月に開催される「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」に出場する日本代表「侍ジャパン」の全メンバー30人が26日、発表され、阪神から湯浅京己投手(23)と中野拓夢内野手(26)が選出された。
中野は背番号7を背負って世界一を狙う。カブス・鈴木が背番号51を背負うため「1桁の中でつけたことがない数字を」と選択。昨秋の日本代表強化試合で「7」を背負った佐藤輝からは「ジャパンおめでとうございます」とメッセージが届いたことを明かし、「しっかりと活躍している姿を見せたい。輝の分まで頑張りたい」と力を込めた。
侍ジャパンでは昨秋からコンバートとなった二塁だけでなく遊撃も守る。「ゲッツーにしても逆なので、動き自体は難しい」と言いつつ、「どちらも経験しているので、そこまで不安なくいける」とキッパリ。スピードも自慢で「緊迫した場面で盗塁できるように頑張りたい」と気合十分だ。
「全く想像できなかった」というドラフト6位入団からのサクセスストーリー。「プレッシャーの中で野球ができるということもなかなかない経験。楽しみながら、世界一を取って自信を付けた状態でシーズンに入りたい」と目を輝かせる。伸び盛りの26歳が、世界一奪回のピースとなる。
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