阪神の近本光司外野手(28)が17日、阪神・淡路大震災への思いを語った。兵庫県淡路市出身で生後2カ月の時に被災。震災だけでなく、野球でも備える大切さを改めて確認した。
当時の記憶はないが、被害の大きさは映像などを見て知っている。「僕の住んでいる町は被害が少なかったと聞いていて。それでもこれだけの被害があったといういうのは驚いたというよりも、言葉にできない感情になった」と思い返す。
学んだのは、有事の際にどう対応するのか。「できることは準備しかない。次起こる何かに対してやれることをやっておかないといけない」と先を見据えた行動で結果に結びつける。