阪神・ドラ1森下 牧先輩のようにWBC出る 大学時代に代表経験「また世界と戦うこと目標に」

 村上(左)にあいさつをする森下(撮影・中田匡峻)
 キャッチボールをする森下(撮影・中田匡峻)
 談笑する森下(左)と富田(右)。中央は野口(撮影・中田匡峻)
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 阪神の新人選手が7日、鳴尾浜で初練習を行い、ランニング、キャッチボール、トスバッティングなどで約1時間汗を流した。ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=は「すごくやりやすい環境でよかった」と笑顔。前日6日にWBC日本代表への選出が発表された中大の2年先輩であるDeNA・牧に刺激を受け、自身も将来のWBC出場を目標に掲げた。

 冷たい風が吹き付ける気温5度の鳴尾浜。入寮から一夜明け、森下は爽やかな表情でグラウンドに姿を現した。寒さをものともせず約1時間体を動かし、プロ野球選手としてのスタートを切った。

 「新たにまた次のステージで野球ができるっていう楽しみと、これからやらなきゃいけないなと気持ちが上がってきました」

 入寮、そして初めて鳴尾浜のグラウンドで体を動かし、さらにプロとしての意識が高まった。前日には大きな刺激を受ける出来事が。同じ中大出身で、2年先輩であるDeNA・牧が3月のWBC日本代表に選出されたことが発表。「ずっと近くで見てきた先輩がああいう舞台に立つので自分自身もすごい楽しみですし、追いついて追い越さないといけない」と尊敬のまなざしを向けた。自身も大学時代に日の丸を背負った経験があり、「また日本代表として世界と戦うことを目標にしてやっていきたい」と将来のWBC出場に意欲を見せた。

 この日は他の新人選手らと言葉も交わしながら、リラックスした表情でランニングやキャッチボール、トスバッティングなどで練習。「みんなが投げたボールやスイングを初めて見たんですけど、やっぱりこれから切磋琢磨(せっさたくま)して、なおかつライバルとしてやっていきたいなという思いになりました」と早速刺激を受けた様子だった。

 さらに同じ東海大相模出身の先輩・豊田と大学日本代表でチームメートだった村上にもあいさつ。豊田は外野争いのライバルとなるが、「学べるところは学んで勝ち取っていきたい」と遠慮はない。

 前夜にはご飯を大盛り2杯食べ、室内で練習も行い、すでに“始動”していたことも告白。ここから一歩ずつ、世界で戦える選手へと近づいていく。

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