阪神・小野寺、憧れの背番号「60」で恩返しや! 恩師&中谷の番号 狙うはダークホース
来季から背番号が「60」に変更となった阪神・小野寺暖外野手(24)が17日、甲子園のクラブハウスを訪れ、師と先輩への恩返しを誓った。
思いが詰まった番号だ。「絶対付けたいと思っていた」という「60」は大商大時代の恩師・富山陽一監督の背番号。ドラフト時には「支配下になって60番を勝ち取れ」と言葉をもらったという。「同じ番号を付けてプレーしている姿を見せたら喜ぶと思う」と感謝を込め、約束通り番号を受け継いだ。
阪神時代に「60」を付け、今季までソフトバンクに在籍していた中谷への思いもある。財布やグラブをプレゼントしてもらったといい、変更を告げた際には「俺の(本塁打)20本を超してくれ。超したらご褒美あげるわ」と気合を注入された。
結果で期待に応えるため、大山と神戸市内のトレーニングジム「ワールドウイング」で初動負荷トレーニングに励んでいる。「体が硬すぎて(真横に)回るだけしかできなかったけど、ひねりながら振れるようになった」と効果を実感。体の使い方を改め、飛躍を目指す。
狙うはダークホースだ。「記事にもレギュラー候補に挙げられない」と言うが、「(岡田監督に)『お前、誰やねん』と言われるようにやっていきたい」。育成出身の苦労人が大暴れする。
関連ニュース




