阪神・加治屋 倍額3000万円で更改「一年間ケガなく上で戦えた」充実の移籍2年目
阪神・加治屋蓮投手(31)が29日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万増の年俸3000万円でサインした(金額は推定)。ソフトバンクから移籍2年目の今季は39試合の登板で7ホールド、防御率2・43の好成績をマークした。
「満足というところまではいかなかったですが、一年間ケガなく、しっかり上(1軍)で戦えたのはすごく自分の中でも評価していいところ」と納得の表情。同時に「四死球の数(29回2/3で14四死球)だったりとかはしっかり反省して、来年に臨みたい」と表情を引き締めた。
今年の春先に江草2軍投手コーチからの助言で、プレートの踏む位置を真ん中から一塁側に変更したことが奏功。「1軍最初の登板で打者の反応を見ると、これでいけるんじゃないかなと手応えを感じたので、今年一年はそういうふうにしました」と昨季の7試合から大幅に登板機会が増えた要因を振り返った。
来季に向けては「四死球の多さは自分の中で課題。左打者の被打率(・313)もつぶさないといけない課題。打者目線の話も聞いて、こういうボールがあったら嫌だとか、そういうところもやっていきたい」とさらなる飛躍へ意欲を示した。
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