阪神・木浪〝近藤健介の極意〟を学ぶ 合同自主トレ初参加で逆襲の来季へ

契約更改を終え会見に臨む木浪(代表撮影)
 契約更改を終え会見に臨む木浪(代表撮影)
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 阪神・木浪聖也内野手(28)が22日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万減の2100万円でサインした。今オフは日本ハムから海外FA権を行使している近藤との自主トレに初めて参加し、球界屈指の安打製造機から極意を学ぶ。(金額は推定)

 「ここ最近、打撃で悩んでいたことが多くて。近藤さんは自分の中でも憧れでもありますし、たくさん聞けることは聞きたい」

 10月に日本ハムからトレードで加入した渡辺諒を通じて依頼し、1月から鹿児島・徳之島での合同自主トレに参加する運びとなった。今季は序盤に左足首の負傷などで離脱し、自身最少の41試合出場にとどまった。打率も4年間でワーストの・204に終わっただけに、“近藤塾”で変わり身を示したい。

 「技術もそうなんですけど、どういう考えを持っているか。ちょっと自分がダメになった時とかに、どう対応しているのかを聞きたいです」

 秋季キャンプでは遊撃メインで練習をこなし、岡田監督からは「新しい発見というか、あんなに肩強いとは思わなかった」と高評価を受けた。正遊撃手奪還へ向け、小幡との激しい争いが予想されるが、さらさら負けるつもりはない。

 4年目の今季は初めて開幕スタメンからも外れた。この悔しさを力に変える。「自分の中でもラストチャンスという強い気持ちがある。(開幕スタメンを)モノにするために、オフはすごく大事」。飽くなき向上心を胸に、一皮むけるチャンスを最大限に生かす。

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