阪神二遊間ホームラン競争勃発 中野ら「4人で20本」指令 強い打球で出塁増期待
「阪神秋季キャンプ」(20日、安芸)
岡田彰布監督(64)から“ホームラン指令”が飛び出した。中野、小幡、木浪、北條のランチ特打を後ろから見ていた中、突然「4人で20本」と発令。二遊間を争う4選手のホームラン競争が、勃発した。
水口打撃コーチが数え、指揮官も「惜しいな」などと声をかけながら笑顔で見守った中、見事20本に到達。最多は北條の8本だった。
ホームランバッターではない4選手にあえて課されたノルマ。「強い打球が増えますよね。強い打球打たないと内野抜けませんからね」と水口コーチはその意図を説明。スイングスピードを上げ、力強い打球で出塁を増やしていくことを期待した。注目の二遊間争いは守備だけでなく、打撃面でも白熱しそうだ。