阪神・栄枝裕貴「梅野さんを超えないと」 スタメンマスクへ悲壮な決意 現状維持800万円で更改
阪神・栄枝裕貴捕手(24)が18日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸800万円でサインした(金額は推定)。
2年目の今季はシーズン最終戦でプロ初出場を果たした。10月2日・ヤクルト戦(甲子園)、代打でプロ初打席初安打をマークした。「まだ1本も打てていなかったので、このまま打てないまま終わってしまったらどうしようとか思っていた。その中で最後に1本出たというのはほんの少しですけど、ほっとはしました」と振り返った。
今キャンプでは連日、嶋田バッテリーコーチの指導のもと、捕手の基礎練習の反復に励んでいるが、来季に向けては攻守ともにアピールが必要と考える。「今は梅野さんがレギュラーでやっているので、梅野さんを超えるバッティングだったりとか、フットワーク面でも梅野さんを超えないとスタメンでは出られない。両方頑張りたい」と力を込めた。