阪神・小野寺暖外野手（２４）が１８日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、１７０万増の年俸８２０万円でサインした（金額は推定）。

　３年目の今季は出場３２試合で４４打数６安打、打率・１３６と苦しんだ。しかし、４月２１日・ＤｅＮＡ戦（横浜）では坂本から一時は逆転となる代打満塁本塁打を放った。　自慢の長打力で強烈なインパクトを残したが「シーズンが始まって、満塁ホームランを打ったりして、いいスタートで今年こそはという気持ちだったけど、そこから何もできずにシーズンが終わってしまった。２年連続こうやって悔しいシーズンになった」と振り返った。

　来季の飛躍に向けて「監督も代わりますし、誰がどこで出るとか、代打とか、まだ決まっていない。一番はレギュラーを目指して、代打であったり、守備固めであったり、何でもできるぞというふうにアピールしていきたい」と力を込めた。