阪神・森木 7回4安打0封も「1軍レベルではまだまだ」 ドラフトで3投手指名に刺激

 「フェニックス・リーグ、四国IL選抜0-10阪神」(22日、ひなたひむかスタジアム)

 1軍レベルの投手になるために、満足はしない。阪神・森木大智投手(19)は引き締まった表情を崩さなかった。結果だけを見れば、7回4安打無失点の好投。それでも「自分的にはまだまだ」と淡々と振り返った。

 テンポ良く投げ込み、序盤3回はパーフェクト投球。だが、2巡目に入った四回以降は高めに球が抜け、首をかしげる場面もあった。「三振を取るイメージで、フィニッシュをしっかりやっていこうと」とテーマを持って臨んだが、4三振しか奪えず。「それまで(追い込むまで)の過程で投げ切るというところがあまり良くなかった」と反省した。

 この日、チームに合流した福原2軍投手コーチは森木について「球に力はあるけど、イニングが進むにつれてボールが抜けたり、引っかかったり。そこを修正していかないと、1軍で長いイニングとなったら、もっとしんどくなる」と言及。森木自身も「先頭へのボール球が多かったので、そこが課題。1軍レベルではまだまだ」と自覚している。

 新たなライバルたちも発奮材料だ。20日のドラフト会議で阪神は3人の投手を指名。右腕は「負けないようにやりたい。お互い高め合っていける関係を築いていければ」と刺激を受けた。2年目の飛躍へ-。高みを目指す実りの秋とする。

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