ドラフト初の抽選TG決戦「伝統の一戦」で明暗 ネット沸く 高松商・浅野は巨人へ

高松商・浅野の抽選でくじを引く岡田監督。左は原監督(代表撮影
 高松商・浅野翔吾の交渉権を獲得してガッツポーズする原監督(左)、右は岡田監督(代表撮影)
 高松商・浅野翔吾の交渉権を獲得してガッツポーズする原監督(左)、右は岡田監督(代表撮影)
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 「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)

 9球団が事前に1位指名を公表する異例のドラフト。注目の高松商・浅野翔吾外野手は巨人と阪神が1位指名で競合し、巨人が交渉権を獲得した。

 巨人はくじ引き11連敗中で、原監督は1勝11敗。一方で、阪神・岡田監督もオリックス監督時代も含めて1勝7敗。ともにくじ運に恵まれず、弱気な発言が目立っていたが、原監督が抽選を当て、右手で歓喜のガッツポーズを作った。

 トレンドワードでは「伝統の一戦」が入り、「こんなところで」、「良いスタートが切れた」、「監督同士が同じ画面に映るだけでしびれる」など盛り上がった。

 阪神と巨人がドラフト1位で競合した例は今回で8度目。外れ1位を含めると楽天が交渉権を獲得した2018年・辰己涼介を加えて9度目となる。阪神と巨人の2球団のみのケースは今回が初めて。

 今回のドラフトを除き、いずれかの球団が交渉権を獲得したケースは3度あり1969年・江夏豊(阪神)、92年・松井秀喜(巨人)、2020年・佐藤輝明(阪神)。ドラフト1位以外では80年3位の小原正行(臼杵商)、82年2位の岡本光(松下電器)、86年2位の水沢薫(河合楽器)。この3例はいずれも巨人が交渉権を獲得している。

 なお過去には岡田監督と原監督がドラフトで“抽選対決”したことがある。06年・堂上直倫(中日)、07年・大場翔太(ソフトバンク)の2例で、いずれも阪神と巨人以外の球団が交渉権を獲得していた。

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