阪神・佐藤輝が念願の初代表 栗山監督にアピール弾宣言 村上らから「何か学べるものあれば」

 打撃練習でバットを見上げる佐藤輝(撮影・田中太一)
 打撃練習をする佐藤輝(撮影・田中太一)
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 侍ジャパンに初招集された阪神・佐藤輝明内野手(23)が4日、栗山監督へ本塁打でアピールすると意気込んだ。強化試合の4試合で狙うのはもちろん長打だ。「選んでいただけて光栄です。しっかり振ってホームランを打てるように頑張ります」と力強く言い切った。

 念願の初代表だ。今年3月に予定されていた台湾代表との強化試合は新型コロナ拡大により中止に。「正直残念でしたけど、もう一回チャンスをいただけたのでうれしい。頑張りたい」と気合を入れ直した。

 侍メンバーには三冠王のヤクルト・村上、巨人・岡本和、DeNA・牧ら長距離砲のライバルがズラリ。「何か学べるものがあればいいなと思う」。レベルアップを図るため、一流の技術を貪欲に吸収するつもりだ。

 矢野監督も「“選んでもらえた”ちゃうかな。実力でつかみ取ったと捉えていない」と冷静に分析。ただ将来的に球界を代表する選手になると信じて起用してきた。「(ヤクルト)村上みたいに“当然でしょ”というところまでいってほしい」とさらなるスケールアップを願った。

 「トップ選手が集まる場なんで、結果を出さないと選ばれない」と佐藤輝。目標は来春のWBC出場だ。憧れの日の丸を背負い、インパクトを残す。

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