阪神が痛恨の敗戦で勝率5割以下が確定 八回に逆転も九回に岩崎が3失点で3連敗

 ベンチで頭を悩ます矢野監督(撮影・飯室逸平)
 9回、送りバントを失敗する植田(撮影・飯室逸平)
 9回、勝ち越しを許した岩崎は厳しい表情でベンチに戻る(撮影・山口登)
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 「阪神4-5DeNA」(20日、甲子園球場)

 阪神が痛恨の敗戦を喫した。

 打線は1-2で迎えた八回。DeNA4番手のエスコバーを攻略。先頭の代打・陽川の今季1号ソロで同点。カウント1-2から155キロ直球を捉え、左翼ポール際に放り込んだ。

 続く中野は、右前打で出塁。犠打と申告敬遠などで2死一、二塁とし、原口の左前適時打で勝ち越しに成功。佐藤輝も左前適時打で続いて、リードを2点に広げた。

 ただ、九回に抑えの岩崎がまさかの3失点で逆転を許した。

 先発の青柳は5回0/3を4安打2失点で降板。104球、7奪三振の力投だったが、リードを許して降板。8月2日・巨人戦(東京ドーム)以来、リーグ単独トップの13勝目は挙げられなかった。

 初回、2死から3番・佐野に左中間席へ先制ソロを被弾。1-1の六回は1四球1安打で無死一、二塁とされ、4番・牧の左前適時打で勝ち越し点を献上していた。

 これでチームは65勝70敗3分け。残り試合は5試合となった。

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