阪神・青柳 六回途中2失点で13勝目ならず これで7試合連続勝ち星なし

 制球が定まらず、声を上げ悔しがる青柳(撮影・飯室逸平)
 1回、佐野に先制ソロを浴びる青柳(撮影・飯室逸平)
 6回、青柳は勝ち越しを許し降板する(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(20日、甲子園球場)

 リーグトップの13勝を目指した阪神・青柳晃洋投手(28)は、5回0/3を4安打2失点で降板。104球の力投を魅せたが、またも白星を挙げることができなかった。

 初回2死から佐野に左中間へ先制ソロを被弾したが、二回以降はカウントを悪くする場面がありながらも粘りの投球を続けていく。

 踏ん張ったのは三回。先頭の森に二塁内野安打、続く上茶谷には四球で出塁を許す。1番にかえって桑原は捕ゴロで、二走の進塁を防いだが、神里に四球を与え、1死満塁とピンチを広げてしまう。

 ここで打席には初回に一発を浴びた佐野。投ゴロで本塁をアウトにすると、続く牧は三ゴロに仕留めて、ピンチ脱出。ベンチに戻る青柳の表情に安ど感がにじみ出ていた。

 しかし、六回に痛恨の失点だ。先頭の神里に四球、続く佐野に中前打で無死一、二塁とすると、4番・牧に左前適時打を打たれ、勝ち越しを許した。ここで矢野監督がベンチを出て、青柳を諦めて岩貞を送り込んだ。

 後を受けた左腕は2球で2死を奪い、3番手で登板した浜地が代打・宮崎を空振り三振に仕留め、追加点は与えなかった。

 青柳は8月2日・巨人戦で挙げた12勝目を最後に、6試合連続で勝ち星が付いていない状況だったが、これで7試合連続で白星なしという結果となった。

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