阪神・矢野監督 悲劇の珍プレー言及 スクイズ外し?「可能性はあると思うけど」

 9回、岩崎は暴投で勝ち越しを許し厳しい表情を見せる(撮影・山口登)
 9回、岩崎が暴投し勝ち越しを許す(撮影・山口登)
 中日に敗れ6連敗。元気なくファンにあいさつする矢野監督(右)=撮影・山口登
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 「阪神4-5中日」(14日、京セラドーム大阪)

 阪神が競り負け、6連敗で4位転落となった。

 最終回に悲劇が待っていた。守護神・岩崎が同点の九回からマウンドへ。1死一、三塁のピンチを招いた。

 ここで代打・木下はカウント1ボール2ストライクからスクイズを敢行。岩崎は察知したのか、それともすっぽ抜けたのか、ボールを高めに投じたが、木下が出したバットの上を通過。捕手の梅野も捕球できず、三走・三好が一気にホームインした。記録は重盗となり、まさかの珍プレーで決勝点を許した。

 矢野監督は最後のプレーについて、スクイズ外しだったのか問われ「それは俺にはちょっと分からんなぁ。その可能性はあると思うけど」とコメント。1週間ぶりの登板で2戦連続失点となった守護神の今後については「いやいや、そんな今終わったばっかりでそんな決められへん」と言葉を濁した。

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