「ドカベン」など9作品が阪神電車フルラッピング 甲子園100周年事業が始動

 「ドカベン」のキャラクターが描かれたラッピングトレイン
 「巨人の星」のキャラクターが描かれたラッピングトレイン
 「プレイボール」のキャラクターが描かれたラッピングトレイン
3枚

 2年後の2024年8月1日に開場100周年を迎える阪神甲子園球場は1日、「阪神甲子園球場100周年記念事業」を始動した。甲子園球場で事業発表会を開催した後、名作野球漫画や甲子園の歴史をたどる数々の写真で彩った「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」の出発式が甲子園駅ホームで行われた。

 同事業の一環として、甲子園にゆかりのある「ドカベン」(水島新司)、「巨人の星」(梶原一騎、川崎のぼる)、「タッチ」「H2」「MIX」(あだち充)、「ダイヤのA」「ダイヤのA act2」(寺嶋裕二)、「プレイボール」(ちばあきお)、「ROOKIES」(森田まさのり)による夢のコラボレーションが実現。2024年12月頃まで阪神本線(大阪梅田から元町)を中心に運行される。ダイヤは非公開で神戸高速線(元町~西代)、山陽電鉄線(西代~山陽姫路)でも運行予定。

 事業発表会と出発式には“元祖甲子園のアイドル”太田幸司氏(70)がゲストで参加。「こういうイベントに呼んでいただくのはわれわれにとってステータス。甲子園の決勝(三沢対松山商)で投げてから53年がたつけど、自分以上に周囲の人たちが当時のことを記憶していつまでも語り継いでいただけるのは選手冥利に尽きる」と感慨深げだった。

 また「甲子園は阪神タイガースのホームグラウンドと高校野球の聖地という二つの顔を持っている。うまく両立しながら伝統をつくっているのはすごいこと。こんな球場はない。これから先、ファンの皆さんも大事に甲子園球場を育ててほしい」と呼び掛けた。

 同事業の取り組みを伝える特設サイト「阪神甲子園球場100周年記念サイト」を開設。甲子園100年の歴史を振り返る年表や同球場にまつわる数々のエピソードを掲載するほか、「100周年記念マンガコラボムービー」の視聴や「あなたと創る甲子園100年メモリーズ」の応募フォームも用意。事業期間中、関連情報が随時アップデートされる。

 【阪神甲子園球場100周年記念サイト】https://www.hanshin.co.jp/koshien/100th/

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス