西勇は七回途中2失点 7勝目ならずも分が悪かった秋山を3打数無安打に

 4回、西勇は秋山を併殺に打ち取る(撮影・山口登)
 7回、リリーフした渡辺を迎える西勇(撮影・山口登)
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 「広島-阪神」(20日、マツダスタジアム)

 先発した阪神・西勇輝投手(31)は6回0/3を投げ、6安打2失点(自責1)。好投を見せたが、7勝目を挙げることはできなかった。

 試合前時点で7月の月間成績が2勝0敗、防御率0・63だった西勇。2点の援護点をもらったばかりの立ち上がりは少し苦しんだ。先頭から野間と菊池涼に連打を許し、無死一、三塁といきなりのピンチ。3番・秋山の打席で三走の本塁生還こそ許したが、二ゴロ併殺打に仕留め、最少失点でしのいだ。

 二回と三回は三者凡退。四回以降も走者を出しながら粘りの投球を続け、本塁だけは踏ませない。西武時代の秋山には対戦打率・475、6打点と大苦戦していたが、この日は3打数無安打と完璧に封じ込め、2度の併殺打も打ち取った。

 七回に先頭の坂倉に左前打を許したところで、矢野監督が2番手に渡辺を送り込んだ。ただ、3番手の浜地が味方の拙守も絡んだことも影響して逆転を許してしまった。ベンチ最前列で見守った西勇も渋い表情で見つめていた。

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