阪神 青柳が大野雄から先制の2点適時打 前回投げ負けた竜のエースを自ら打ち砕く

 2回、先制適時打を放ち喜ぶ青柳(撮影・山口登)
 2回、青柳は中前に先制2点適時打を放つ(撮影・山口登)
 2回、先制2点適時打を放つ青柳(撮影・田中太一)
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 「阪神-中日」(24日、甲子園球場)

 今日こそは大野雄に勝つ。その思いをバットで体現した。阪神・青柳晃洋投手(28)が先制の2点適時打を放ち、虎の天敵・大野雄を打ち砕いた。

 両軍無得点の二回2死満塁で巡ってきたこの日の第1打席。1ストライクから左腕が投じたツーシームを強振。センター返しの打球はきれいに中前にはじき返され、2者が生還。主導権を握った。

 前回5月6日の大野雄との直接対決では9回1/3を投げ、1失点と完璧な投球を見せたが、大野雄に投げ負けた形となっていた。自らのバットで先制。マウンドに上がった際は虎党の歓声に応え、帽子を取って右翼席に一礼していた。

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