阪神2軍 野手11人でも勝った 平田監督「爽やかイレブン奮闘中!」【一問一答】

 4回、得点を許さず投げ終え、笑顔でベンチに戻る藤浪(撮影・石井剣太郎)
 6回、適時打を放つ陽川(撮影・石井剣太郎)
 練習を見守る平田2軍監督(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、オリックス0-4阪神」(19日、高槻萩谷バファローズ球場)

 阪神2軍は、オリックスに勝利して3連勝。ソフトバンクとゲーム差で並んだが勝率で上回り、単独首位に浮上した。先発した藤浪は、5回3安打無失点の好投。陽川、豊田、高寺が適時打を放ち、勝利に導いた。この日は野手11人がベンチ入りし、10人が試合に出場した。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -藤浪が久々の先発で好投。

 「久しぶりの先発で、なんの問題もない。3安打打たれてるって言っても牽制もできてるし、内容的にも悪くない。久しぶりに長いイニング投げてどうかなっていうのはあったけど、彼はバテるということもないし、ピンチになっても動じなかった」

 -これからも2軍調整?

 「まだ。1軍になにかあった時の(ための)調整をファームでやっていくと思うよ」

 -豊田が実戦復帰後初スタメンで適時打。

 「これで故障者をリストを外れて、何の問題もない。もうちょっとスチールを果敢に行って欲しい。江越といういい見本がいるので、盗塁も含めて勉強になると思うわ。見た?江越のダイビング(キャッチ)。(八回に左中間への打球を飛び込んで捕球し)ベルトが切れるなんて、すごいダイビングだよ!」

 -高寺もダメ押し打。

 「望夢はもういつも言うように、サードゴロにしても凡打の内容がいい。ファウルで粘る、フォアボールを選ぶ。ファームの3割バッターだよ。そういうところで、内容がいいもん。追い込まれてからでも簡単に(アウトに)ならない。アウトになっても内容が非常にいいな」

 -中継ぎ陣も無失点リレー。

 「鈴木も、この前打たれろ言うたから今日は抑えろって言うたんや。今日は抑えろーって。ツースリー(カウント3ボール2ストライク)からフォアボールを出すよりあれは打たれていい。詰まらせてるんだから。尾仲にしても岩田もな、藤田がうまく七回から変わって勉強になったんちゃうんかな。0点で抑えらるのは相変わらず投手陣が充実してるわな」

 -野手はギリギリの人数(11人)。

 「まだ爽やかイレブンだよ(笑い)。最後1人とっとかな(残しておかないと)あかんから。キャッチャーがその内3人だから、爽やかイレブン奮闘中!この暑さで替える人がいないからね。ただ、キャッチャーにはいろんな経験をさせたいんで野村コーチが出してあげてくださいって。あとは中堅クラスが帰ってきてもこの2日間、江越、板山、陽川はずっとマシン打っとる。今は中堅とかベテランという言葉は死語になっとるねん。若手よいつまでたっても、ユニホームを脱ぐまでは。君たちもそうよ!いつまで経っても若手やぞ!勉強せえよ!」

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