阪神・マルテ や~っと今季初猛打賞 3本とも中堅方向で復調の予カ~ン

8回、中前打を放つマルテ
 1回、マルテは中前に先制適時打を放つ(撮影・山口登)
 1回、マルテの先制適時打で盛り上がる阪神ナイン(撮影・山口登)
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 「阪神2-1巨人」(21日、甲子園球場)

 目覚めの予感だ。遅ればせながら阪神のジェフリー・マルテ内野手(30)が決勝タイムリーを含む今季初の猛打賞。「いい仕事ができた」。打率1割台だった助っ人に、ようやく“らしさ”が出てきた。

 G倒への口火を切った。初回1死二塁。相手先発・シューメーカーに対し初球から2球続けてファウルを打ち、いきなり2ストライクに。ただ、そこからコースを見極めフルカウントに持ち込んでからの7球目だった。高め直球に反応した打球は中前へ抜ける先制打となり今季聖地初打点を挙げた。三回と八回にも中前打。「その方向に打っていることが結果につながった」。この日の3安打全てが中堅方向だったことに納得の表情だ。

 今季は開幕早々、右足コンディション不良で戦列離脱。加えて、昨季は我慢して四球を選んでいた際どいボール球に手を出し、打ち取られるシーンも目に付いた。「それはすごく意識していた」。追い込まれてから自分有利のカウントに立て直せた初回の打席に上昇気配を感じている。

 本番はここからだ。この日で打率・206としたが、まだまだ物足りない。「しっかり準備して100%全力でやっていくことが大事」。これまで溜まり溜まった鬱憤(うっぷん)を自らの打棒で吹き飛ばしていく。

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