阪神・西純 森木が“兄貴”と呼ぶ面倒見の良さ 高校から知り合い、プロ入り後も一から指導

 「ヤクルト1-8阪神」(18日、神宮球場)

 阪神・西純矢投手(20)が打って投げての大活躍だ。「8番・投手」でスタメンに名を連ね、二回に左翼席中段にプロ1号となる豪快2ラン。投げても本塁打による1失点に抑え、今季2勝目をプロ初完投で飾った。

  ◇  ◇

 現在の1軍メンバーの中では最年少の西純だが、ドラフト1位・森木(高知)には兄貴としての一面を見せる。同じ高卒ドラ1投手でライバルでもある存在。それでも今春の安芸キャンプ中から2人でストレッチや体幹トレを行うなど、常に後輩を気にかけてきた。

 森木とは創志学園高2年時からの知り合い。当時、中学生だった森木が練習試合を見に来た際に投球について助言を送ったこともあった。プロ入り後も寮生活やプロ選手としての過ごし方を一から指導。先発投手としてのアドバイスも送り、生活と野球の両面で手助けしてきた。森木は「プロに入ってからも仲良くしてくれて、いろいろ教えてくれる。でも、自分自身も負けたくない」と“兄貴”の背中を追っている。

 そんな弟分から「お兄ちゃん」と慕われている西純。面倒見の良い20歳の青年は、後輩たちにとって頼もしい存在だ。(デイリースポーツ・阪神担当・北村孝紀)

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