阪神・佐藤輝 スカッと猛打ショー!苦手なインハイ仕留めた「狙い絞って」

 「DeNA2-9阪神」(14日、横浜スタジアム)

 主役の活躍を見せた同期・中野に負けじと“ハマスタ大好き”ぶりを発揮した。前回4月には3タテを食らい、「リベンジマッチです!」と意気込んで乗り込んだ横浜スタジアム。阪神の4番・佐藤輝が今季の同球場初勝利に猛打賞で貢献した。

 1本目は1点を先制し、なおも1死二塁の場面。右翼線に適時二塁打を放つ。力強く引っ張ったのは、上茶谷が投じたインハイへの145キロ直球。再三苦しめられてきたコースへの速球を捉えた価値ある一本だ。「しっかり狙いを絞って。打点がついたんで良かったです」と満足そうに振り返った。

 七回には試合前時点で対右腕の打率・309に対し、同・204と苦しむ左腕の砂田から右前打。九回には外角直球を逆方向にはじき返す左前打で、4月19日のDeNA戦(横浜)以来、今季3度目となる猛打賞を決めた。これでハマスタでは今季13打数7安打、打率・538。「いいイメージを持っているので。はい、好きな球場です」とニヤリと笑った。

 それでも「欲を言えば、長打が増えたらいいかな」と、まだまだ満足はしていない。中野の2発には「かなりびっくりしました」と刺激を受けた。佐藤輝自身もファンも、昨年4月にこの横浜で放った場外弾のような、どデカい一発を待っている。

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