10度目完封負けの阪神・矢野監督一問一答「なんとか、打線をなんとかするしかない」

 試合後、グラウンドに整列する矢野監督(撮影・飯室逸平)
 9回、糸井(左)が代打の準備に向かうが、大山が凡退し試合終了する(撮影・山口登)
 試合を終え、ファンにあいさつする矢野監督(中央)=撮影・山口登
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 「阪神0-3広島」(10日、甲子園球場)

 矢野阪神が早くも今季10度目の完封負けを喫した。右足コンディション不良から1軍復帰したマルテが「3番・一塁」に入り、大山を「5番・左翼」、今季初スタメンの北條を「6番・三塁」に起用。だが、左腕・床田に5安打7奪三振で完封された。広島戦はこれで開幕から1分けを挟んで6連敗と勝ちなし。試合後の矢野監督は「ピッチャーは頑張ってるんで。なんとか、打線をなんとかするしかないんで」と表情を曇らせた。以下一問一答。

 -投手陣は先発、リリーフと粘ったが

 「うん、ずっと一緒やね」

 -西勇も六回以外は抑えた。

 「うん、ピッチャーを責めれるような試合じゃないと思うし。勇輝は勇輝の仕事をやろうとしてね、やってくれた」

 -打線は右を並べて3番にはマルテが戻ったが、マルテの状態は。

 「もちろん、もうちょっとね、調整してっていう形にしたかったけど、こっちもきっかけがね、何か作れたらっていうところで。そんなにずれている感じはしなかったんで、徐々に上がってくるんじゃないかなと思っています」

 -北条も今季初スタメン。

 「ムードメーカーでもあるし、何かあいつが、空気を変えてくれる力を持っている選手なので、そういうところでいってみました」

 -代打で陽川にも安打が。

 「ああいうところで1本出るっていうのは、あいつ自身もまたスタメンのチャンスも増えていくし、本人のいいきっかけになると思う」

 -最後は糸井が準備していた。

 「うんまあ、いけるんじゃないかなって思っているけど」

 -マクブルームによく打たれている。

 「そりゃいい打順を打ってるんだから、どこのチームでもね。抑えづらいんだけど。まあまあ、スリーツーになったのがちょっとユウキが厳しいとこ行って、見送られて見送られて、というところが最後ちょっと浮いちゃったかなあ、という感じではあったけど」

 -浜地はピンチを切り抜けた。

 「いやもうね、経験の中ではどんどん積んできてるし、それが自信に変わってきてると思うんで。どんどん自信を高めて行ってくれたらなあと思います]

 -噛み合わせひとつのところになるか。

 「みんなが状態が上がってこないと、線としてはなかなか攻撃はやっぱしにくいんで。そういうところでは早い回にやっぱり得点していって、どうしてもピッチャーも苦しくなるんで。ピッチャーは頑張ってるんで。それがずっと続いてるんで何とか、打線を何とかするしかないんで」。

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