阪神・井上が発奮V撃 平田監督のゲキに答える勝ち越し中前適時打

 「ウエスタン、広島3-4阪神」(3日、由宇球場)

 チームを勝利へ導く4番の仕事だ。同点の八回1死二塁、阪神・井上は「仕事するところやぞ!」と平田2軍監督から送り出されて打席へ。カウント2-2から藤井の浮いたフォークを捉え、勝ち越しの決勝中前適時打を放った。一塁上でベンチに向かってガッツポーズ。「ヨッシャー」と喜びをあらわにした。

 2軍開幕から全試合で4番に座る背番号32。1日のウエスタン・ソフトバンク戦では無安打に終わり、平田2軍監督から「(西)純矢が良いピッチングしてるんだから次は広大(井上)がやらなあかん」と同日に1軍で今季初勝利を挙げた同期を引き合いに奮起を促されていた。

 早速、結果を残したが、まだまだ満足できる段階ではない。先発のルーキー左腕・森に対しては3打席凡退し「自分が『この球を打つ』みたいな感じで打てていない」と反省。「もっと打席の中で工夫していくことができれば」と力を込めた。

 「“純矢効果”やな」と指揮官。同世代に負けない3年目の進化を見せ、未来の主砲を担ってみせる。

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