阪神・小川が自己最長7回を2安打無失点と快投 しかし打線の援護なく白星お預け

 7回、ピンチをしのぎ、笑顔で佐藤輝とタッチを交わす小川(撮影・飯室逸平)
 2回、牧の二盗を阻止した梅野を指さす小川(撮影・飯室逸平)
 4回、投球時に帽子が脱げる小川(撮影・堀内翔)
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 「DeNA-阪神」(20日、横浜スタジアム)

 阪神の先発・小川が、プロ最長の7回2安打無失点と好投した。

 立ち上がりからキレのある直球を投げ込み、110キロ台のカーブも効果的に織り交ぜた。三回は倉本、嶺井、東と三者連続三振。中盤以降も安定した投球で相手を抑え込んだ。

 両軍無得点で迎えた七回は一塁・大山の野選などで無死一、二塁のピンチ。それでも、乱れることなく落ち着いて牧を三ゴロ併殺打。大和を投ゴロに仕留め、窮地を脱出した。

 「テンポよく自分のペースで投げられたことが良いピッチングにつながったと思いますし、イニング数を投げられたことも大きな収穫でした。その中でもバントミスだったり、できることはまだあったかなと思うので、次回までに修正して臨みたいと思います」と語った小川。新型コロナウイルスに感染した伊藤将の代替先発を務めた13日・中日戦(バンテリン)でも、4回2/3を2安打無失点。中継ぎ登板した9日・広島戦の七回から12回2/3を連続無失点と好投を続けている。

 しかし打線の援護なく今季初勝利はお預けに。自身の代打で搭乗した高山が左前打を放ち、2死一、二塁と一打先制の場面を作ったが、近本がエスコバーにバットを折られての投ゴロに。八回裏の守備前にセンターでしゃがみこむ近本の姿が映し出されると、カンテレで野球中継の解説を務めた清原氏は「バットだけでなく、心まで折られてしまいましたかね」と状態を案じていた。

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