矢野監督はサヨナラ打許した加治屋に「また力になってくれそうな投球」継投にも言及

 9回、力投する加治屋(撮影・山口登)
 9回、三者連続三振に仕留めた加治屋(撮影・田中太一)
 延長10回、大島にサヨナラ打を許し、肩を落とし引き揚げる加治屋(撮影・田中太一)
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 「中日1-0阪神」(13日、バンテリンドーム)

 サヨナラ負けでどん底の5連敗となった阪神。矢野監督は敗戦投手となった加治屋をかばった。

 「うーん…本当はね、1イニングでね、代えてあげたいっていうか、そんな状況やったけど。すごく良かったんでね。まあ…、もう1回っていうふうになったけど。まあまあ、打たれたことはね、仕方がないし。ここからね、また力になってくれそうな、そういう投球を見せてくれたのでね。それは結果自体は受け入れるというか、そういうピッチングだったと思う」

 加治屋はこの日、先発予定だった伊藤将や藤浪、江越が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことで、NPBの「感染拡大防止特例2022」により1軍昇格。2イニング目の延長十回に安打と四球で1死一、二塁とピンチを招くと、1番・大島に右中間へサヨナラ打を浴びた。

 それでも、1イニング目の九回は4番・ビシエドから3者連続三振を奪うなど、急きょ巡ってきたチャンスで可能性を示した。

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