阪神は代替先発の小川が好投 無失点でリリーフに託して降板

 先発し、好投する小川(撮影・田中太一)
 5回、好リリーフを見せた岩貞(17)を笑顔で迎える小川(撮影・飯室逸平)
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 「中日-阪神」(13日、バンテリンドーム)

 この日先発予定だった阪神・伊藤将司投手(25)が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため、急きょ先発のマウンドに上がることになった小川一平投手(24)は、4回2/3を投げて2安打無失点と力投した。

 立ち上がりからピンチを招いたが、粘りの投球を展開した。初回1死一、二塁では4番のビシエドを中飛に打ち取り、続く阿部は空振り三振に仕留めて、なんとか乗り切った。

 二回と三回は、共に三者凡退とリズム良く投げ込んだ。五回には先頭の石川昂に右前打を許したが、続く京田をライトゴロ、勝野には投前への犠打で2死二塁となったところで、岩貞にバトンを渡した。その左腕も大島を二ゴロに仕留め、無失点にしのいだ。

 小川は、中継ぎで登板した4月9日・広島戦(甲子園)では2回3失点と精彩を欠いたが、チームのピンチと言える状況でのマウンドで快投を披露した。

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