阪神・小野寺“2軍降格即アーチ” 最短「10日で」再昇格へ第一歩

 「ウエスタン、広島5-1阪神」(9日、マツダスタジアム)

 この日2軍に合流した阪神・小野寺暖外野手(24)が、第2打席でいきなり本塁打を放った。ただ、“降格即アーチ”に満足感はない。「ホームランを打てたのはよかったんですけど、上だったら1打席勝負。1打席目の凡退をもっといい形にできるようにやっていきたい」と反省した。

 四回2死、広島の新外国人・アンダーソンの内角直球をコンパクトに捉えた。打球は一直線で左翼席に突き刺さるソロ。二回から6者連続三振を奪って勢いに乗っていた右腕に一泡吹かせた。しかし、初回1死一塁の第1打席では外角直球を引っかけて遊ゴロ併殺。初見の相手を1打席目で捉えきることが今の最重要課題だ。

 今季は自身初の開幕1軍をつかむも、主に代打から出場して5打数無安打に終わった。「ほとんどが対戦したことないピッチャーなんで、動画をたくさん見たり、もっと勉強しないと」とやるべきことは多い。「10日で(1軍に)上がることを目標にやっていきたい」と最短での再昇格を目指し、懸命にアピールしていく。

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