阪神・ケラーが2軍合流「申し訳ない気持ち」 汚名返上に向けてリリースポイント修正へ

 青空の下、キャッチボールするケラー
 青空の下、キャッチボールするケラー(撮影・吉澤敬太)
2枚

 3月31日に出場選手登録を抹消された阪神のカイル・ケラー投手(28)が1日、2軍に合流した。新守護神として期待された中、開幕から2試合連続で救援失敗。リリースポイントの修正を課題に掲げ、気持ちを切り替えて状態を上げていくことに意気込んだ。

 鳴尾浜での2軍戦前、新助っ人は若手に交じってダッシュやキャッチボール、守備練習などで汗を流した。前向きな表情を見せ「落ち込むタイプではないのですが、チームには申し訳ないという気持ちがある。また新しいスタートだという気持ちではいるので、しっかり取り組んで(1軍に)戻っていけたら」と力を込めた。

 デビュー戦となった3月25日・ヤクルトとの開幕戦(京セラ)では、1点リードの九回から登板し2被弾3失点。同29日・広島戦(マツダ)でも1点リードの九回にマウンドへ上がり、1死満塁のピンチを招いたところで降板。その後、チームは逆転サヨナラ負けを食らった。

 1軍戦では高めに浮いた変化球をことごとく捉えられていたケラー。「今はリリースポイントを修正ポイントにしているので、その辺りを明日からしっかり直せたら」。クローザーとして舞い戻るために、鳴尾浜で己と向き合っていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス