矢野阪神が球団史上初の主催開幕カード3連敗 23イニング連続無得点と打線が沈黙

 5回、空振り三振に倒れ、立ち尽くす佐藤輝(撮影・田中太一)
 8回を終え、桐敷を隣に呼び、話をする矢野監督(右)=撮影・北村雅宏
 2回、サンタナに先制ソロを打たれ、ベンチの矢野監督は厳しい表情を見せる(撮影・山口登)
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 「阪神0-4ヤクルト」(27日、京セラドーム大阪)

 矢野阪神が投打に精彩を欠き、球団史上初となる主催の開幕カード3連敗を喫した。

 前日から続く大拙攻が勝利を遠ざけた。初回2死二、三塁の絶好機で糸原が一ゴロに倒れ、三回2死一、三塁では佐藤輝が三邪飛。佐藤輝は五回2死一、二塁のチャンスでも空振り三振に沈んだ。チーム全体で開幕戦の五回から23イニング連続無得点。惨状が続く。

 プロ初登板初先発のドラフト3位・桐敷(新潟医療福祉大)は六回途中8安打3失点で降板。五回までサンタナの先制ソロのみに抑えていたが、六回に暗転した。

 無死一、二塁から山田、村上と連続タイムリーを浴びて降板。昨季の日本一軍団を相手に1四球5奪三振と奮闘したが、ホロ苦いデビュー戦となってしまった。

2023-11-05
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