阪神・西勇 開幕へ万全!テンポ良く5回0封「結果を出していくしかない」
「2軍練習試合、オリックス1-6阪神」(22日、京セラドーム大阪)
阪神・西勇輝投手(31)は、開幕前ラスト登板で順調な調整ぶりを示した。先発で5回2安打無失点の好投。「普通どおりに行けると思います」と先発が予想される29日・広島戦(マツダ)に向けて、好感触だ。
西勇らしく、テンポ良くアウトを積み重ねた。三回までパーフェクト投球で、要した球数はわずか38球。握り方に変化を加えているカーブも多投し、「投げ方とか、タイミングだったりを試せて良かった」と納得。内外に丁寧に投げ分け、凡打の山を築いた。
四回1死一塁では、セットポジションに入る際にボークの指摘を受けた。へその前にグラブを置いた時点でセットに入ったと認識され、グラブを上げて静止した際に警告。ただ、西勇の投球フォームを見慣れていない二塁塁審の勘違いであり「投げて大丈夫って確認が取れた」と問題なしでシーズンに臨む。
「結果を出していくしかない」と、今季も抜群の安定感でチームを支える。
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