阪神・及川 開幕絶望的 右脇腹筋挫傷 貴重な中継ぎ左腕にアクシデント
貴重な中継ぎ左腕にアクシデントだ。阪神は15日、及川雅貴投手(20)が右脇腹筋挫傷を発症したと発表した。
同投手は13日・巨人戦(甲子園)で1回無失点と好投。その試合後に患部の張りを訴え、兵庫県内の病院を受診して診断された。この日、2軍に合流し、別メニューで調整。10日後に迫った25日の開幕ゲーム・ヤクルト戦(京セラ)のベンチ入りは厳しくなった。
高卒2年目の昨季は39試合に登板し、2勝3敗、10ホールド、防御率3・69。勝ちパターンで七回を任されるなど存在感を示した。春季キャンプでは先発に挑戦したが、再び中継ぎへ。これまでのオープン戦で4試合に登板し、5イニングを無失点。今年も“勝利の方程式”入りが期待されている中でのアクシデントとなった。
阪神では、同じ中継ぎ左腕の岩貞も左ハムストリングを痛めて2軍調整中。現状のリリーフ陣において左腕は岩崎を除いて、ともに育成契約の渡辺、岩田しかいない状況となっている。
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