阪神打線に上昇気配?糸井の2ランなどで楽天に快勝 ロハス、大山にも安打

 4回、2ランを放つ糸井(撮影・高部洋祐)
 笑顔でウイニングボールを手渡す大山(撮影・飯室逸平)
 楽天に勝利し、矢野監督(左)とタッチを交わす桐敷ら(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、阪神3-1楽天」(6日、甲子園球場)

 阪神が楽天に勝利し、オープン戦5試合で2勝3敗とした。

 打線に活気が少し戻ってきた。三回の先頭・ロハスが中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、無死二塁の好機を演出。この日まで11打数1安打と沈黙していた助っ人砲にようやく快音が飛び出した。次打者の梅野も右前打。そして、熊谷が中前に運ぶ適時打を放ち、3連打で先制に成功した。

 1点リードの四回1死一塁では、糸井が今年の実戦初本塁打となるバックスクリーンに運ぶ2ラン。今年の甲子園で飛び出した初本塁打でもあり、虎党が沸いた。

 大山も六回2死から左前打をマークし、オープン戦初安打をマーク。ここまでオープン戦17打数無安打に終わっており、長いトンネルを抜ける1本となった。

 投手ではドラフト3位ルーキー・桐敷が甲子園初登板初先発。4回1安打無失点と、テンポ良くアウトを積み重ね、抜群の安定感を披露した。開幕ローテ入りを争う、5日・楽天戦(甲子園)で先発した藤浪は4回7安打5失点。不安定さが目立った藤浪とは対照的な好投で、アピールに成功した。

 八回から登板した湯浅は1回無安打無失点で三者凡退。この日最速150キロをマークした力強い直球を軸にフォークも織り交ぜ、1三振を奪い、勝利の方程式入りへ存在感を示した。

 投手陣、野手陣がそれぞれ活躍し、今年の甲子園初勝利を手にした。

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