阪神2軍キャンプでさらに2人の陽性者 投手のみ自主練に変更 練習試合も中止に

 最終クールに入って、まさかの事態に見舞われた。阪神は25日、高知県安芸市で行われている2軍キャンプに参加中の板山祐太郎外野手(27)、ドラフト7位・中川勇斗捕手(18)=京都国際=の2人が24日のPCR検査(スクリーニング検査)で、新たに新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。

 同キャンプでは21日に片山雄哉捕手(27)、23日に植田海内野手(25)が陽性と判定されており、これで4人目の感染となった。

 野手の中で感染者が続いていることを受けて、25日は投手のみが参加する午前、午後の2班に分かれての自主練習に切り替えて行われる予定。野手、野手コーチはホテルで自室待機の処置が取られ、この日に予定されていたドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が登板を予定していたシート打撃も中止となる。

 また安芸で予定されていた26日の練習試合・三菱自動車倉敷オーシャンズ戦、27日の同・四国銀行戦は中止が決定された。今後については管轄の保健所、NPBと連携しながら検討される。

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