【岡義朗氏の眼】阪神・大山は一塁の方が打撃に集中できる 輝は三塁で鍛えるといいのでは

 「練習試合、日本ハム3-3阪神」(11日、タピックスタジアム名護)

 「4番・一塁」で先発出場した阪神・大山悠輔内野手が2安打を放った。8日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)では「3番・三塁」で本塁打を放っており、順調な調整ぶりを示した。

  ◇  ◇

 大山と佐藤輝の打順、守備位置はどうなるのか。ぜいたくな悩みでもあるが、2人には開幕までに安定感のあるプレーで首脳陣からの信頼を揺るぎないものにしてほしい。

 個人的に、送球に不安のある大山は三塁より一塁の方が打撃に集中できると感じる。佐藤輝はあえて神経を使う三塁で鍛えるといいのではないか。この日は打撃内容も次につながるものが見えたし、随所に攻めの守りができていた。大山は二回にファウルフライを好捕。ほかにも遠藤や熊谷がファインプレーをするなど、相手にプレッシャーをかける守備が随所に見られた。

 先発・藤浪も自信を持った投球ができていた。初回、日本ハムは打者3人がバントの構えで揺さぶったが、藤浪は崩れることなく対応。一見、奇策とも取れるが、新庄監督は練習試合だからこそこのプレーを試したのだろう。制球に課題を持つ藤浪にとって、こういう揺さぶりに対応する機会を得たのは収穫だったのではないか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス