阪神・ドラ1森木 凱旋登板へ意欲「実戦経験したい」藤川SAのように観光大使も
「阪神2軍春季キャンプ」(4日、安芸)
阪神のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が、2日の初ブルペンで平田2軍監督ら首脳陣から大絶賛された。安芸キャンプ休日となった4日、2月中の実戦登板を目指す考えを明かした。
キラキラと輝く水面をバックに、故郷の風を浴びる。キャンプ初の休日を迎えた森木は、第1クールを振り返り「すごく充実した2日間になったと思います」と笑顔。改めて凱旋登板への意欲を示した。
「実戦は経験したいなと思います」
この安芸キャンプでは6試合の対外試合が予定されている。新人合同自主トレ中の1月23日には、安藤2軍投手コーチが「早ければあるんじゃないかな」と2月中に実戦登板する可能性を示唆。森木は2日に合流後すぐさま、初めて捕手を座らせて投球すると「実戦を意識するのがテーマ」と話し、念願のデビューへ向けて着々と準備を進めている。
初のキャンプは、想像以上のランニング量に驚きながらも「踏ん張っていかないと生き残っていけない」と気を引き締める。この日は同期4選手とともに安芸海岸を散歩し、リフレッシュ。「自然が豊かで海がきれい」と地元をPRしつつ、将来的な思いも語った。
同郷の先輩・藤川SAは「関西・高知スポーツ観光大使」に就任している。右腕も「それくらいになれるまで頑張りたい」と力を込めた。そのためにも「まずは僕が結果出さないと。高知県、全国の野球人口を増やせるような活躍ができれば」。故郷への思いも胸に、歩みを進める。
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