生え抜き最年長の阪神・秋山、意識改革でチーム引っ張る「今年感じたことある」

 阪神の秋山拓巳投手(30)が13日、自主練習のため甲子園クラブハウスを訪れ、チームメートに“意識改革”を促すことを明かした。

 野手では俊介、荒木、投手では伊藤和がチームから離れた。来季は秋山ら“1991年生まれ世代”が岩崎、梅野、原口らとともにチーム生え抜き最年長となる。

 今季は自身初の2年連続2桁勝利となる10勝をマーク。防御率2・71も自己ベストの数字となった。個人では一定の満足感を得られる成績を残したものの、やはりリーグ制覇をわずか勝率5厘差で逃した事実に悔しさが残るのだろう。

 「今年感じた部分とかもいろいろある。もっと選手たち一人一人が自分たちでできることがあると思うので、そういう意識にさせるとか、そういうことをやっていけたらいいなと思います」と年長者としての自覚を感じさせる言葉が口をついた。

 「とりあえず疲れを取るために柔軟であったり、ちょっと歩いたりという感じでボールは投げてない」と今月はノースローの予定だ。「また来年も2桁(勝利)を連続で狙えるチャンス、権利があるので、そこを目標に頑張りたい」。3年連続2桁勝利の成績はもちろんのこと、“リーダー”としてチームを引っ張っていく。

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