阪神 CSでも拙守から失点、逆転許す 青柳三回途中で降板

3回、吉川のゴロをファンブルする中野(撮影・北村雅宏)
3回、吉川の打球をファンブルする中野(撮影・神子素慎一)
3回、吉川の打球をエラーする中野(撮影・金田祐二)
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 「セCSファーストS・第2戦、阪神-巨人」(7日、甲子園球場)

 阪神が先制した直後の三回にミスから失点し、逆転された。

 2点を先制した直後の三回、先頭・吉川尚のゴロを中野がはじいて、失策。ここから、傷口が広がっていく。大城に右前打を許し、無死一、二塁とピンチが拡大。嫌な雰囲気が漂い始めた。

 先発・青柳がこの日、初めて得点圏に走者を進める。ここで、代打・八百板にも右前打を浴び、無死満塁。福原投手コーチが間を取りにいったが、続く松原に初球を左前へはじき返されて、適時打となった。

 なおも無死満塁とピンチは続く。若林は投ゴロに打ち取り、投手・青柳は本塁へ送球。これが、ふわりと浮いた球になり、球場はどよめいたが、何とかアウトになった。

 1死満塁から、坂本勇は空振り三振。しかし、4番・丸に逆転の右前2点適時打を浴び、青柳はここで降板。伊藤将が2番手でマウンドに上がった。

 レギュラーシーズンの失策数は86でリーグワースト。短期決戦でも、拙守から逆転を許してしまった。

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