阪神・近本、間に合った 6日CS第1戦でスタメン 魅せたスライディングキャッチ!
「練習試合、阪神7-5大和高田クラブ」(4日、甲子園球場)
打った、走った、間に合った。右ハムストリングスの張りを訴えていた阪神・近本光司外野手(26)は「1番・中堅」で出場。「(足は)問題ない」と攻守で機敏な動きを見せ、矢野監督からは6日のCSファーストS初戦・巨人戦でのスタメン起用が明言された。
まずは、バットと足で示した。4点を追う四回。先頭で打席を迎えると、左前へ打球を運んだ。相手が打球処理する間に一塁を蹴り、二塁へ。チャンスメークし、反撃の1点を生み出した。
「特に不安もなくできたと思います。しっかり打球処理もできましたし、よかったかなと思います」
華麗な守備を披露したのは五回だ。2死走者なしから前方への打球を懸命に追い、スライディングキャッチで好捕。その後、素早く立ち上がり、何事もなかったように軽快な足取りで一塁ベンチへと引き揚げた。
3日の練習試合・三菱自動車倉敷オーシャンズ戦では代打として実戦復帰。守備に就いたのは、10月21日・中日戦以来だったが、全く不安を感じさせなかった。打順が1番か3番になるかは流動的だが、矢野監督は「一通りできたしね。十分に1戦目のスタメンには使える準備はできたかなと思ってます」と初戦から起用できる見通しを明かした。
試合前練習では、サンズらと打撃の話をするなど、仲間と情報交換をして調整を進めてきた。「しっかりやるべき準備はできた」。まずはCS突破へ。選手会長がグラウンドに立ち、チームをけん引する。
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