阪神 両リーグ最速70勝&CS進出確定 西勇6回0封6勝目 ロハス千金決勝2ラン
「DeNA0-2阪神」(6日、横浜スタジアム)
阪神が5連勝を飾り、両リーグ最速で70勝に到達。CS進出を確定させた。先発・西勇輝投手は6回7安打無失点で6勝目。メル・ロハス・ジュニア外野手の値千金の7号2ラン本塁打が決勝点となった。
少し甘く入った球を逃さなかった。四回1死一塁で迎えたロハスの第2打席。カウント2ボールから大貫が真ん中低めに投じたカットボールをジャストミート。横浜の夜空に高々と舞い上がった打球はそのまま右翼席に着弾。7号2ランとなり、ベンチに戻ると笑顔でナインと喜びを分かち合い「甘く来たボールを強く打つことができたよ。先制することができてよかったね」と話した。
先発・西勇は6回7安打されながら粘りの投球で無失点に抑えた。初回は難なく三者凡退に抑えたが、二回以降は4イニング連続で先頭打者に出塁を許す苦しい投球。しかし、持ち味のシュートを駆使して得点は与えない。糸原、近本の好守にも支えられ、スコアボードに「0」を並べ続けた。
直近2試合連続で2被本塁打と精彩を欠き、1カ月近く勝ち星から遠ざかっていたが、この日は要所を締めた。今季6勝目。プロ通算101勝目をマークした。