阪神・佐藤輝「悔しさもあるけど、成長するチャンス」初の2軍降格も前向き

 阪神・佐藤輝明内野手(22)が10日、プロ入り初めて出場選手登録を抹消され、鳴尾浜での2軍全体練習に合流した。

 深刻な打撃不振に陥り、7日に連続試合出場が104試合で止まった佐藤輝。前日9日・ヤクルト戦で3試合ぶりに出場し、2打席に立ったが、いずれも空振り三振に倒れた。これで球団日本選手ワーストを更新する151個目の三振。自己ワーストも更新する35打席無安打となり、矢野監督は降格させることを決断した。

 それでも、黄金ルーキーは下を向いてはいない。この日はシートノックやシート打撃などで汗を流し、練習後に取材に対応。「落ちてしまった悔しさはもちろんありますけど、これをまた成長するチャンスだと思って、しっかり取り組みたいと思います」と前向きだった。

 平田2軍監督も「テル(佐藤輝)と話したのは、『1年目にあそこでファームに落ちてしっかりやって、また上に上がってチームに貢献できた』っていうチャンスにしようと。ネガティブに捉えるんじゃなくてポジティブにしっかり捉えて、良いチャンスに変えていこうと話ししたけどね」と後押しする。

 ファーム新記録16連勝を達成した2軍は、11日からウエスタン・広島戦が甲子園で行われる。記録更新がかかり、緊張感も増す試合で打席を重ね、再浮上の糸口を探っていく。

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