阪神・糸井 代打からハッスルマルチ チーム最年長40歳「もう必死」
「広島7-6阪神」(28日、マツダスタジアム)
夏バテとは無縁のチーム最年長40歳が元気いっぱいだ。阪神・糸井が途中出場で5月30日・西武戦以来のマルチ安打を記録。「いや、もう必死で」。気合全開で猛虎打線を鼓舞した。
出番は4点を追う四回無死一塁。先発の村上に代わって打席に入ると、野村が投じた変化球を右翼線に運んで二塁打とした。近本の右前適時打で三塁に進み、中野の右犠飛で3点目のホームに生還。反撃の流れに乗った。
六回の先頭で迎えた2打席目はケムナから中前へ。その後、ロハスの右前適時打で再び本塁を踏んだ。「久々に守りましたけど。負けてほんまに悔しいね、今日は…」。自身の結果より、1点差での惜敗に肩を落とした。
前夜も3点ビハインドの八回に代打で登場し、右前2点適時打で意地を見せていた。「与えられたところで全力でやっていくしかないし、そのためにしっかり準備をして。明日絶対に勝って甲子園に帰りましょう」。優勝戦線の中で苦しい日々が続くが、背番号7の存在が一筋の光明だ。
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