阪神3連勝で首位キープ 佐藤輝が2打席連発含む3安打3打点 田淵に並んだ!
「DeNA2-6阪神」(17日、東京ドーム)
阪神は佐藤輝明内野手の大活躍で3連勝となった。首位陥落危機3戦目もがっちりと首位をキープした。
先制したのは阪神。初回1死満塁から佐藤輝が右翼フェンス直撃の先制適時打を放った。追加点も佐藤輝のバットから。三回1死で浜口の141キロ内角直球を右翼席へ放り込んだ。
この一発が、7月7日・ヤクルト戦(神宮)以来、11試合ぶりとなる後半戦初本塁打。さらに、DeNA戦ではあるが、東京ドームでは7試合目で初アーチ。加えて、1946年の大下弘(セネターズ)を抜いて、75年ぶりに新人左打者最多本塁打記録を更新した。
2-2の同点になった六回も怪物新人のバットが火を噴いた。またしても浜口の内角137キロ直球を振り抜き、今度は左中間席へ。勝ち越しの一撃は69年の田淵幸一が持つ、球団新人最多本塁打に並ぶアーチとなった。
「田淵さんという偉大な方の記録に並ぶことができたことはすごく光栄ですし、素直にうれしいです。1本でも多く積み重ねていけるように頑張ります」
八回には梅野の適時打、近本の2点適時二塁打で点差を4に広げた。投げては、東京五輪で侍JAPANの一員として金メダルを獲得した青柳が後半戦の初マウンドで6回6安打2失点。118球の力投で19年に並んで、自己最多タイの9勝目を挙げた。九回には、この日一軍に合流したスアレスが4番手で登板。1安打を許したものの、無失点で試合を締めた。
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