阪神・小林「ケガする前くらい動けている」エキシビション快投で勝ちパターン復帰狙う

 阪神・小林慶祐投手(28)が24日、セットアッパー返り咲きに向け、27日・ロッテ戦(甲子園)からスタートするエキシビションマッチでの“万全アピール投”を誓った。

 6月5日・ソフトバンク戦で左足首を負傷するまで、勝ちパターンの一角を担った右腕。患部の状態は良好だ。走りは軽快。表情に充実の色がにじむ。「ケガをする前ぐらいに動けている」。13日のウエスタン・広島戦での実戦復帰を経て、23日に1軍練習に合流。この日は甲子園でキャッチボールの後、ダッシュを繰り返した。

 開幕当初はビハインドでの登板が続いた。それでも信頼を勝ち取りセットアッパーを務めるまでに。「うまくいっただけと感じるところもあります」。前半戦は18試合で1敗4ホールド、防御率2・81。開幕から11試合、防御率0・00を維持するなど安定投球が光ったが、現状に甘んじていない。

 既にライバル争いは激化している。アルカンタラのリリーフ転向を踏まえ「結果を残さなければ」とやる気。エキシビションマッチでは内容にこだわる。

 開催中の東京五輪では、社会人時代に所属した日本生命の桐生祥秀が、陸上の男子400メートルリレーに出場する。「楽しみです」と小林。“ジェット気流”のような勢いで白星に貢献する。

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