阪神・矢野監督 大山へ連日熱血指導「この期間だから伝えられることもある」

 矢野監督(右)からアドバイスを受ける大山(左)
 矢野監督からアドバイスを受ける大山(左)
 大山と話す矢野監督
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 阪神・矢野燿大監督(52)が19日、復調を目指す大山に連日の熱血指導を行った。ティー打撃中に声を掛けると、フリー打撃中は後ろから見守り、広報が撮影した動画を2人でチェック。練習後、2日連続で助言を送った意図を明かした。

 「俺がキャッチャーやったらこう攻めるとかインサイドの打ち方とか今のうちにやっておいてもいい。この期間だから伝えられることもある。何かのヒントになればと思って」

 前日に「ツイスト打法」を提案。「俺はそういう感覚でインサイドを打ってた」と自らの経験を踏まえて、身ぶり手ぶりで内角打ちのコツを伝授した。

 大山だけではない。指揮官は「テルもね」と球宴休み中の佐藤輝の名前も挙げる。「インサイドは攻められるゾーン。疲れた時でもカバーできるような技術は必要。壁にぶち当たったのは成長の前の段階であること」。この五輪ブレークを利用して積極的にルーキーの進化も促す考えだ。

 勝負の後半戦へ2人を得点力アップのキーマンと期待する。交流戦明けの失速を「悠輔(大山)とかテル(佐藤輝)らで点を取れてたらなというのがあった。状態を上げていく必要がある」と分析。対話を重ね、復調への背中を押していく。

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