阪神大敗 投打に不調の波 矢野監督「両方カバーしながらやっていく必要がある」

 2回、菊池涼に2点適時打を許し肩を落とす西勇と梅野のバッテリー(撮影・田中太一)
 5回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・飯室逸平)
 8回、空振り三振に倒れて膝をつくロハス(撮影・立川洋一郎)
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 「広島7-1阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神が大敗した。先発・西勇が4回7失点と大誤算。大幅に組み替えた打線もつながりを欠いた。試合後、矢野監督の一問一答は以下の通り。

 -先発の西勇はもどかしい内容になった。

 「今日はね、あまり状態がよくなかったかなと。その前までは悪い感じはしなかったけど。今日は調子が出る前にちょっとね。連打になってしまった」

 -打線を組み替えたが、7点を追う展開で難しかった。

 「それはね、変えてすぐうまくいけばいいけど。疲れもあるし、これから先のことを考えてもいろんなパターンというか、そういうものも考えながら、やったことなんで」

 -ロハスが1軍合流。状態はどう見たか。

 「1試合ではっきり分かるというところではないからね。何試合か見てみないとわからないかなと」

 -玉村は打ちづらさがあったか。

 「初めて対戦するからね。流れ的な部分で行かれてしまったかなというところがあったんでね。タイミングもちょっと手が遅れてくるからというのはあるにしても、今のチームの全体の調子というのもね。そういうところもかみ合わなかった」

 -スタメンを外れた佐藤輝はリセットか。

 「状態も最近良くなかったし、1年間プロでやるのも初めてやから。そういう中で疲れてくるのも当たり前やし、拓夢(中野)もそうやし。その大変さを感じながら本人たちもやっていると思う。いったんベンチから試合見るとか、離れてみるということで、違うものが出てくれたらなというところで外しました」

 -好不調の波が複数人、同じタイミングできている。

 「それは仕方がないんでね。急に全員が一気に調子良くなることも、期待はするけど、なかなかできないんでね。1人ずつがちょっとでも調子が上がるようにしたいし、逆に言うとピッチャーも踏ん張るというか。今までも頑張ってくれているんだけど。両方の兼ね合いがあるから、両方でカバーし合いながらやっていく必要があるかな」

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